K-1 WORLD GP 2014 木村“フィリップ”ミノル、インタビュー

スポンサードリンク

 (C)M-1 Sports Media
(C)M-1 Sports Media

記事提供:K-1実行委員会

木村“フィリップ”ミノル「今の立ち技格闘技界は俺たちが盛り上げてきた。その新しい舞台としてK-1がある」

11月3日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2014 〜-65kg初代王座決定トーナメント〜」。今大会では日本人4選手と海外強豪4選手の8人によるワンデートーナメントで、初代K-1 -65kg王者のベルトを争うことになった。外国人選手インタビュー第2弾はブラジルの木村“フィリップ”ミノルだ。

——K-1参戦が決まった時はどんな心境でしたか?

「K-1はずっと出たい舞台だったので、やっと来たなと思いました。その反面、出て当たり前というのが自分の中にあった気持ちなので『K-1に出られてうれしい』ではなく、トーナメントで優勝するイメージを作る作業から始めました。普通に今まで通りにやると足元をすくわれるのがトーナメントなので、完璧に自分を仕上げること、そしてトーナメントを勝つイメージ作りを大事にしています」

——木村選手は8月のKrush名古屋大会の試合後まで、公の場でK-1出場をアピールすることはありませんでした。

「判定勝ちの選手が『K-1に出たい』とアピールしていたのが正直ムカついていたんで(苦笑)。俺はちゃんとK-1に出ると言えるだけの結果を出してから言おうと思っていました。でも最初に日本人4選手が発表された時に『なんで木村がいないんだ?』という声も多くて、それは素直にうれしかったですね」

——今回はブラジル代表としてK-1に出場することになりましたが、木村選手は日本ではなくブラジル出身なんですよね。

「はい。ブラジルのサンパウロ出身で、お父さんがイタリア系ブラジル人でお母さんが日系ブラジル人です。“フィリップ”という名前はブラジルでの僕の名前になります。ブラジルにいたのは3歳までで、それ以降は日本で生活していたので、物心ついた時には日本に住んでいました」

——なるほど。木村選手はランバダとサンドストーム(ヴァンダレイ・シウバの入場曲)をリミックスした曲を入場曲として使っていますが、自分がブラジル出身ということは意識しているのですか?

「そうですね。僕にはブラジルの血が流れていて、それが僕の格闘技センスにも影響していると思うんですよね。だから自分が生まれた場所への感謝の気持ちは持っています。試合前にお母さんと一緒にポルトガル語でお祈りすることもあって、日本にいてもブラジルの文化が身近にあります。だから自分の中で“ブラジル代表”という気持ちを大切にして戦いたいと思います」

——木村選手は日本に来てから格闘技を始めたのですか?

「僕が3歳の時にお父さんがおもちゃのグローブとサンドバックを買ってくれて、ずっとそれで遊んでいたんですよ。お父さんはボクシングが好きで、僕も小さい頃からボクシングを見ていて。だから僕は自分が格闘技をやるために生まれてきた人間だと思っています」

——木村選手は格闘技をやる上でK-1からどんな影響を受けましたか?

「僕が格闘技を始めたのが2004年、10歳の時だったのですが、初めてK-1を見たのも同じ年です。僕はK-1があったから格闘技をやって、格闘技を続けてきて、小学校の頃から周りに『K-1のトーナメントで3連覇する』と言い続けて、作文や卒業文集にも『K-1で3連覇』と必ず書いていました。だから本当にK-1あっての自分だと思っています。正直、少し前まではK-1でチャンピオンになるという夢は実現しないだろうと覚悟していた部分もあったけど、こういった形でK-1が新たな形でスタートすることになって、こんなにモチベーションが上がることはないです」

——K-1はヘビー級とMAXどちらが好きだったのですか?

「どちらも見ていました。好きだったのはジェロム・レ・バンナです。あと意外なところではチャンプア・ゲッソンリットとサダウ・ゲッソンリットも好きでしたよ」

——色々な選手がK-1への思い入れを語っていますが、木村選手は他の誰にも負けていませんか?

「そうですね。でもここ最近はK-1どうこうじゃなくて、K-1がない立ち格闘技を俺たちが引っ張ってきたと思うから、そういう意味でK-1への憧れはないです。今の立ち格闘技はずっと俺たちが引っ張ってきたから、このまま盛り上げていくだけ。その新しい舞台としてK-1があるという気持ちです」

——自分たちで新しいK-1を見せて行きたい、と。

「はい。それに今回のトーナメントは世界最強のメンバーが集まったんじゃなくて、俺がチャンピオンになるために選手が集まった、そういうトーナメントなんですよ。だから他の選手たちには『俺以外の選手はカスなんだよ』『お前ら格闘技でやっていくことをあきらめろよ』というのを見せつけて、踏み潰してやりたいですね」

——自分の試合でK-1のファンを沸かせられる自信はありますか?

「それは絶対です。僕の試合は素人が見ても、玄人が見ても誰が見ても面白い。そこには絶対的な自信があります。本当に俺だけ見てればいい、木村“フィリップ”ミノルだけ見てればいいんだよって感じです」

——今回はワンデートーナメントですが、気になる選手はいますか?

「どうしても同門の久保(優太)選手のことは気になりますよね。でもリングに上がっちゃえば関係ないんで、もし戦うことになったら、勝つためのベストな戦い方をして最後は倒す。それは変わらないです。あとはゲーオ(・フェアテックス)。ゲーオを完全に手詰まりにして、何もできないようにした上で倒してみたいです」

——木村選手のことを初めて見るファンにどんな試合を見せたいですか?

「僕がK-1に出ないだろうと思っていたファンの人たちもいたと思うので、まずは安心してよ、と。俺がいないと始まらないし、俺が出ないトーナメントほどくだらないものはないから。ファンにはガンガン盛り上がってもらって、アンチにはガンガンブーイングを飛ばしてもらう。僕はそれで全然構わないんで、ファンもアンチも全員でK-1を盛り上げようぜって感じです」

スポンサードリンク